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キャプテン翼
キャプテン翼 - シーズン 2
キャプテン翼

シーズン 2

April 12, 1984

26 エピソード

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エピソード

ベスト4!激突
E1 ★ 8.5

ベスト4!激突

April 12, 1984

武蔵FCはなぜか、どの試合でもエースの三杉享を出場させていない。それは三杉が心臓病に冒されており、長時間の運動ができないためだった。つまり、三杉にとってこの大会が最後のサッカー生活となるのである。その三杉が準々決勝の後半5分、1対2のビハインドで迎えた局面でついに投入される。ベールを脱いだ三杉の実力は、翼と互角、もしくはそれ以上のもので、あっという間にゲームをひっくり返してしまった。しかも、試合が終わっても余裕の表情を見せるくらいだ。だが武蔵FCの準決勝での対戦相手は南葛SC。翼に勝つには自分がフルタイム出場するしかないと、三杉は闘士を燃やす。一方の翼も、三杉の心臓の秘密を知ってもなお全力で戦うことを胸に誓う。さまざまな思いを乗せ、準決勝の幕が上がる……。

北国の熱きイレブン
E2 ★ 8.5

北国の熱きイレブン

April 19, 1984

準決勝第一試合は、明和VSふらの。日向小次郎のワンマンプレイが目立つ明和と対照的に、ふらのは松山光を中心としたチームワークでじっくりと攻めていった。日向は伝家の宝刀・スライディングタックルを生かして先制点を奪うが、その直後に松山がとった反撃の策は大胆なものだった。それは日向にわざとスライディングタックルをさせ、PKをとるというもの。足首の傷と引きかえに手に入れた貴重な1点。まったく違うサッカーを展開する両チームの勝負、その行方はまったく読めない。だがここに来て、日向の様子がおかしい。家族の生活とチームとを支える過酷な生活で、さすがに疲れが出てきたようだ。そして松山も日向に受けた傷の痛みを増す。満身創痍の両キャプテンは、後半戦をどう戦う?

血みどろの対決
E3 ★ 9.0

血みどろの対決

April 26, 1984

残り試合時間も5分を切ったころ、明和の反則によりふらのにフリーキックのチャンスが。一度は日向に阻止されるも、ふらののキャプテン松山の執念で同点ゴールが決まった。これをきっかけによりいっそうの団結力をみせたふらのは、逆転を狙い明和チームを追い込む。そして、ここでもまたふらのに奇跡が。明和がハンドリングという致命的な反則を犯してしまったのだ。PKを得て沸き立つふらの。明和は完全に敗北したかに思えたその時、キーパー交代を告げる声が。登場したのは、緊迫した雰囲気にも動じる素振りを見せない少年・若島津健。その、飄々としていながらも隙のない様子に怯える松山のPKを、若島津はいとも簡単に止めてしまう。スローイングでパスを受け取った日向に、勝利の行方は託された!

傷だらけの貴公子
E4 ★ 9.0

傷だらけの貴公子

May 3, 1984

準決勝第二試合、南葛の相手は三杉淳率いる武蔵FC。この試合、翼との戦いに闘志を燃やす三杉は、心臓病にも関わらずスターティングメンバーとしてフィールドに立つ決心をする。その熱意に応え、翼も力の限りに戦うことを心に誓った。試合は開始直後から一歩も譲らぬ攻防戦に。南葛の岬が得意のドリブルで突破口を開くも、武蔵のディフェンスに苦しむ。トリックプレーで翼に渡ったボールも、三杉によって阻止されてしまう。しかし、南葛のマークをすり抜けゴールへと走る三杉を止めたのは、翼の華麗なスライディンタックルだった。お互いのプレイを称え合う二人。だが、武蔵FCは三杉の存在によって、より強力なチームになっていることを再認識した翼は、岬と共に焦りを覚えるのだった……。

華麗なる対決
E5 ★ 9.0

華麗なる対決

May 10, 1984

三杉の驚異的な頭脳プレイにより、試合は武蔵FCのペースに。苦戦する南葛イレブンをよそに、三杉は突然攻撃のスピードを落とした。彼はこの試合で翼と直接対決がしたかったのだ。キャプテン同士の熾烈なボール争い。三杉は、巧みなフットワークで翼を翻弄する。その時、翼のヒジが三杉の胸へ直撃。苦しむ姿を見た翼は、彼が心臓病を患っていたことを思い出してしまう。怯む翼をよそに、三杉は数々のタックルを突破し、前半10分、ジャンピングボレーシュートを南葛ゴールへと叩き込む。自らのためらいが失点を招いたことに後悔する翼は、チーム一丸となって逆転のチャンスを狙うのだった。本領を発揮した南葛のチームプレイ。仲間の思いを無駄にはしない。翼の大技・オーバーヘッドキックが炸裂する!

翼をワナにかけろ
E6 ★ 9.5

翼をワナにかけろ

May 17, 1984

同点ゴールにより士気を高める南葛。だがそれを見た三杉もまた、闘争心を新たにする。「自分にはこれが最後の試合。だから負けるわけにはいかない」そんな思いが三杉を駆り立てていたのだ。そしてキャプテン同士の二度目のボール争い。その最中、三杉は翼に問う。「僕が心臓病だって知っていたのかい?」動揺を隠せない翼。さらに三杉は告げる。「どんなことがあっても手を抜くのはやめてくれよ」――その瞬間、翼の迷いは消えた。本来の調子を取り戻した翼は、チームメイトとの連携でゴールを奪い取った。しかし判定はノーゴール。これは、三杉が仕掛けた高度な技・オフサイドトラップだったのだ。そして三杉は翼の特技であるオーバーヘッドキックでゴールを決める。その卓越した技術に、翼は成す術もなかった。

とべない翼
E7 ★ 9.0

とべない翼

May 24, 1984

試合は、2対1の武蔵FCリードで前半を終える。心臓病という爆弾を抱えながらも決して臆することなく向かってくる三杉に、翼は立ち向かう勇気を出せずにいた。「三杉くんには勝てない……」後半戦がスタートしても、相変わらず翼の動きにはキレがなかった。そんな翼を励ますように、岬を中心とした南葛イレブンは必死の攻撃を仕掛ける。だが思うように突破口を見つけられない。病気のことをいつまでも気にしている翼に苛立ち、彼を挑発する三杉。けれどその思いは届かない。フィールドに立ち尽くす翼をあざ笑うかのように、武蔵はまたしてもゴールを奪う。絶望する翼の前に「このまま終わるつもりか!」――怒声と共に、若林源三が姿を現した。

よみがえれ翼
E8 ★ 9.0

よみがえれ翼

May 31, 1984

若林からの厳しいエールにも、翼の戦意は回復しない。ライバルと認めた人間のふがいない姿に、三杉は失望を隠せずにいた。怒りを覚えた若林は、再び翼へと檄を飛ばす。試合を見守っていたあねごやロベルトたちも、翼を勇気づけようと必死に声援を送るのだった。彼らの思い、そして「友達」であるサッカーボールを裏切ることはできない――! ようやく、消えていた翼の闘志がよみがえった。「この2点は必ずこの俺が返してみせる!」岬とのゴールデンコンビを復活させ、すさまじい気迫で攻め込んでくる翼を、三杉は真っ向から受け止める。激しい攻防戦の果て、翼のダイレクト・ジャンピングボレーシュートが決まった! 本当の勝負は、まだ始まったばかりだ!

淳死なないで
E9 ★ 10.0

淳死なないで

June 7, 1984

翼が意欲を取り戻したことでよりいっそう気合の入る三杉だったが、その心臓は限界に達していた。マネージャーたちが不安げに見守る中、南葛へと攻め込む三杉。しかし、胸の痛みのせいで動きがにぶい。そんな三杉からボールを奪う翼。渾身のシュートが決まった! 同点に追いつき喜ぶ翼。その時、三杉がフィールドへと倒れこんだ。これ以上のプレイは無謀だと選手交代を告げようとする武蔵FCの監督を止めたのは、他ならぬ三杉自身だった。仲間たちに向かい病気であることを告白した三杉は、最後になるかもしれないこの試合で全力を出し切ることを誓うのだった。このことで以前よりも一致団結した武蔵イレブンは、怒涛の勢いで南葛を翻弄する。「この1点、死んでも取る!」ボールへの執念を見せた三杉だったが……。

ボクの心臓まだ動いている
E10 ★ 10.0

ボクの心臓まだ動いている

June 14, 1984

鬼気迫る三杉のシュートが決まった。得点は4対3。再びリードを取った武蔵FC。だが、三杉の様子がおかしい。予想される最悪の事態に動揺を隠せない両チーム。しかし――、三杉の心臓はまだ動いていた!もうさっきまでのような激しいプレイは出来ない。それでも三杉にはまだ司令塔としての役割が残されている。コンピューターのような正確さで、仲間たちへ的確な指示を出す三杉。南葛は武蔵のディフェンスをなかなか切り崩せない。岬が必死の思いでシュートを放つも失敗。キーパーが弾いたボールを奪った翼だったが、執拗なマークにどうすることもできない。誰もが武蔵の勝利を確信したその時、翼はボールを真上へと蹴り上げオーバーヘッドキックを放つ。それは、ダイビングした岬へのパスだったのだ!

奇跡の超ロングシュート
E11 ★ 9.5

奇跡の超ロングシュート

June 21, 1984

翼からのパスを受け、岬がヘディングで押し込んだシュートが見事に決まった! 4対4の同点。ロスタイムも残りわずか。このままPK戦になることを覚悟した両チームだったが、たった一人、あきらめていない選手がいた。そう、翼だ。最後の瞬間まで全力で戦う。この試合に賭けてくれた三杉のためにも。そして、翼の放ったロングシュートは三杉のディフェンスをくぐり抜け、ゴール! 奇跡の大逆転だった。試合終了後、お互いを称え合う翼と三杉。しかし、無理がたたった三杉はそのまま病院へ。心配する両イレブンたち。そこへ、三杉が病院から抜け出したという知らせが。「もしかしたらあそこに……」翼の予想は的中。三杉は、昼間試合の行われた競技場にたたずんでいた。

眠れる猛虎・小次郎
E12 ★ 8.5

眠れる猛虎・小次郎

June 28, 1984

準決勝でふらのに勝利した明和FCだったが、チームの要・日向は過労で倒れたまま病院で眠り続けていた。決勝戦には出場できないかもしれない。日向との対決を心待ちにしていた若林は、その知らせに愕然とするのだった。しかし決勝戦当日、日向は完全復活。深い眠りから覚めた日向が口にしたのは、チームメイトへの感謝の言葉だった。それは、今まで個人プレイに走るだけだった日向が生まれ変わった瞬間であった。 日向が試合に出場する。それはすぐに南葛イレブンにも伝わった。翼たちは日向率いる強敵・明和FCに、チーム一丸となって戦おうと誓い合う。この試合が終われば、翼はブラジルに行ってしまう可能性もある。岬もまた、転校が決まっていた。それぞれの思いを胸に、対決の火ぶたは切って落とされた。

復活!天才キーパー若林
E13 ★ 9.0

復活!天才キーパー若林

July 5, 1984

南葛VS明和FCの決勝戦がいよいよスタート。予選リーグの雪辱を晴らしたい南葛は、序盤から果敢に攻め込んでいく。岬からのロングパスを受け取った翼が早くもシュートを放った! しかし明和のキーパー若島津によって、それを止められてしまう。驚く翼に向かって、若島津は宣戦布告をする。「この試合、勝つのは俺達明和だ!」だが翼も、若島津からゴールを奪ってみせると宣言。予選リーグよりも一人一人の実力が向上している両チーム。試合は、どちらも一歩も譲らぬ展開に。なんとか南葛陣内へと攻め入った日向は、渾身の力でシュートを叩き込もうとするが、そこには南葛の守護神・若林が待ち受けていた――。

出た!先制のツインシュート
E14 ★ 9.0

出た!先制のツインシュート

July 12, 1984

試合は両チームまったくの互角で進んでいた。鉄壁のゴールキーパー、若林と若島津。この二人からどちらが先にゴールを奪うのか、それが試合のキーポイントだ。日向の強引なカットインにもくじけない翼は、三杉や来生とともに幾度もゴールを奪いにいく。だが、するどい反射神経と判断力を持った若島津に次々と阻止されてしまう。焦りを覚える翼。「あのキーパーを破るには、俺の得意技、オーバーヘッドキックしかない!」得意の大技を繰り出す翼だったが、なんと日向が同じオーバーヘッドキックでそれを止めた! こぼれ玉に向かって走り出した岬と翼は同時にシュートの体勢に。ゴールデンコンビのツインシュート! 若島津はその場から一歩も動くことができなかった……。

激突!若林対小次郎
E15 ★ 9.5

激突!若林対小次郎

July 19, 1984

ゴールデンコンビの先制点により、沸き立つ南葛イレブン。「この1点、必ずこの俺が取り返してみせる!」闘争心をむき出しにした日向は、石崎や浦部のディフェンスを軽々とかわし、若林の守るゴールへと突き進む。エースストライカーとしての実力は、翼よりも自分の方が上だ。それを証明するには、ペナルティエリア外からのシュートを決めるしかない! 若林はこれまで、ペナルティエリア外から放たれたシュートは完全に止めてきたのだ。あの翼のシュートですら。しかし日向の放つロングシュートはなかなか決まらない。それでも日向は外から攻めることをやめない。翼との勝負にこだわり続ける日向にチームメイトのタケシが告げる。「今日の日向さんは間違っています!」

猛虎よ牙をむけ!
E16 ★ 9.0

猛虎よ牙をむけ!

July 26, 1984

「どんなことをしても勝つのが明和のサッカーです」 そうタケシに言われても、日向には翼個人との勝負に勝たなければいけない理由があった。この試合に勝ったエースストライカーは、サッカーの名門・東邦学園から特待生のスカウトが得られることになっていたのだ。日向の思いを知った明和FCは、彼のために全力で戦うことを誓う。後半戦、一致団結した明和FCは、得意のスライディングタックルで南葛を翻弄する。激しい攻防戦の果て、ボールを奪ったのは日向。今度こそエリア外からのシュートを決めるのか! しかし次の瞬間、日向は誰もが予想しなかった行動に出る。なんと背後にいたタケシへバックパスを出したのだ。そして自らはペナルティエリアの中へ。意表をついたこの作戦、はたして結果は――!

危うし!ゴールデンコンビ
E17 ★ 8.5

危うし!ゴールデンコンビ

August 2, 1984

エリア内から放った日向のシュートは、若林のファインプレイによって阻止されてしまう。勢いに乗った南葛は、明和FCのスライディング部隊を巧みなパスワークでかわしながら、ゴールへと向かう。「南葛での最後の試合、なんとしても優勝で飾りたい」そう願う岬の前に現れたのは、かつてのチームメイトでもあるタケシだった。全力で岬を止めにかかるタケシ。しかし、スライディングタックルをしたタケシの足は、勢い余って岬の足に激突。痛みで身動きが取れなくなる岬。いっぽう翼は、こぼれたボールを追ってなぜかゴールポストへと走り出す。花輪戦で見せた空中サッカーを試みようとしたのだ。だが若島津もこの意図をすばやく見破り、上空へとジャンプ!大空中戦は、若島津に軍配が上がった。そして落下した翼は足を強打し……。

炎のダイビングヘッド
E18 ★ 9.0

炎のダイビングヘッド

August 9, 1984

負傷してしまったゴールデンコンビ。日向はチャンスとばかりに南葛陣内へと突進していく。「俺は今ほど心からゴールを奪いたいと思ったことはない!」厳しい指導にもついてきてくれたチームメイトたち。応援してくれる家族。今まで自分勝手なワンマンプレイをしていた日向は、多くの仲間たちに支えられていることに気づいたのだ。前半とはまったく違う、チーム一体となった明和FCのサッカー。焦る翼と岬だが、ケガのせいで動くことができない。二人のためにも懸命に守りを固める南葛イレブンだったが、タケシから日向へのラストパスをカットすることが出来ない。この試合、6度目の日向のシュート! 横っ飛びでなんとかそれを止める若林。そのクリアに飛び込んだ日向は、執念のダイビングヘッドを叩き込む!

ピンチ!エースなき戦い
E19 ★ 9.0

ピンチ!エースなき戦い

August 16, 1984

同点に追いついた明和FCは、勢いに乗って一気に逆転をめざす。一方で、ケガをした翼と岬を気遣う南葛イレブン。自分のケガは問題ないと言う翼。岬は治療のため、いったんフィールドを抜ける。選手交代はせずに、10人で戦うこととなった。試合再会後、翼はいつもの調子を取り戻したかに思えた。だが、岬とロベルトは翼の動きが鈍くなっていることに気がついていた。本来のプレイが出来なくなった翼は、あっけなく日向にボールを奪われてしまう。みごとなチームワークでボールを繋ぎ、シュートを決める明和。パンチングでそれを止めた若林だったが、そんな彼にも異変が。足のケガが再発してしまったのだ! エースを3人も欠いた南葛。残りのメンバーは彼らの分まで頑張ろうとするが、浦部の取った思わぬ行動が、逆にピンチを招いてしまう。

やった!石崎得意の顔面ブロック
E20 ★ 9.5

やった!石崎得意の顔面ブロック

August 23, 1984

ケガの影響か、守りに参加しない翼。フィールドに戻りたくても、岬はまだ試合に出られない。「このピンチを乗り切るんだ!」石崎の一声で、南葛は再び士気を高める。仲間たちの懸命なプレイに感謝する翼には、一つの秘策が。ケガのせいで守りと攻めの両方に参加することは出来ない。けれど、今の明和FCは攻めに気を取られ守りを忘れている。なんとかボールを奪うことができれば、南葛にも突破口はある! 翼の考えを知る由もない日向は南葛陣内へ猛然と攻め込み、シュートの体勢に。日向の放つ強力な弾丸シュート! そこへ飛び込んだのはなんと石崎。得意の顔面ブロックでボールを弾いた! ガッツ溢れるプレイに触発され、岬はケガをおして試合に復帰。翼の秘策にいち早く気づいていた岬は、明和FCからボールを奪うことが出来るのか――!

小次郎のVサイン
E21 ★ 9.5

小次郎のVサイン

August 30, 1984

岬からのパスを受け取った翼が決死の思いで放ったミドルシュートが弾かれた! しかしボールはまだ生きている! 両チーム、どちらも譲らぬボールキープ合戦の果て、こぼれたボールを奪った明和FCはすばやく日向へとパス。チーム勝利のため、日向は巧みな技を駆使して南葛のディフェンスをかわしてゆく。「サッカーに小細工はいらない」と豪語していた日向の生まれ変わった姿に驚く岬と翼。やがて日向は若林と岬が待ち受けるゴール前へ。バックスイングの一瞬の隙を狙ってスライディングした岬だったが、日向は強引にシュート! これが決まり、2対1と明和FCが逆転。日向は右手を高々と上げ、勝利のVサインを作った。しかし南葛イレブンはあきらめない。試合はまだ、終わってはいないのだから!

奇跡を呼ぶトリプルシュート
E22 ★ 9.5

奇跡を呼ぶトリプルシュート

September 6, 1984

足の痛みに耐え、翼がオーバーヘッドキックを繰り出した。若島津はかろうじてそれを止める。コーナーキックを得た南葛は岬から翼へとパスを回すが、これも若島津によってカットされてしまう。あと一歩のところでボールは日向の元に。チャンスはまたしても明和FCに奪われた。だが次の瞬間、それをインターセプトした選手が! ゴールキーパー若林だった。オーバーラップした若林は、キーパーとは思えない華麗なドリブルさばきでボールを運ぶ。そしてロングシュートを試みるが、勢いが足りない。タイミングを合わせた岬がヘディングを仕掛けるも、まだゴールには届かなかった。そこへ駆け出したのは翼。渾身の力でボールを蹴った――! 奇跡のシュートが決まり、試合は同点のまま延長戦へもつれ込むのだった。

灼熱の延長戦
E23 ★ 10.0

灼熱の延長戦

September 13, 1984

灼熱の太陽が照りつける中、延長戦がスタート。いよいよ雌雄を決する時がやってきたのだ。前半開始直後、個人技に頼らずチーム一丸となったプレイを貫く日向に、先制のチャンスが訪れた。若林の意表をつき、ロングシュート!「ケガを甘くみると、後々大変なことになる」そうコーチから告げられていた若林だったが、決死の覚悟でこのシュートをパンチング。そして、明和FCのコーナーキック。日向はなんとチームメイトの背中をジャンプ台にしてオーバヘッドキックに持ち込む。若林はからくもこれをカット。日向はキーパーチャージの反則を取られてしまうのだった。フリーキックを得た南葛は、みごとなパスワークでボールを翼に回していく。1点のリードが試合の命運を分ける。先制点を奪うのは南葛か、それとも明和FCか!? 

ああ幻のゴール!?
E24 ★ 9.5

ああ幻のゴール!?

September 20, 1984

ゴールデンコンビの攻撃も、若島津には通用しなかった。すかさず日向にパスを回す若島津。フェイントを使って中央突破を試みた日向だったが、南葛の意地のディフェンスでボールは岬に。だが次の瞬間、岬は足の痛みでその場から動けなくなってしまう。明和FC、この機会を逃してたまるものかと、素早くスライディング。しかしその直前、岬はノーマークだった翼へパス。岬は痛む足にまともにスライディングを受けてしまう。「足を犠牲にしてもパスを出してくれた岬君のためにも、このボール絶対に無駄にしない!」延長戦前半は残りわずか。翼は強烈なオーバーヘッドでロングシュート。ボールはワンバウンドでゴール! だが同時に、審判のホイッスルが前半終了を告げた。全員が固唾を飲んで見守る中、審判が告げた判定はノーゴールだった……。

オレたちは負けない!
E25 ★ 9.5

オレたちは負けない!

September 27, 1984

後半戦残り5分。両チームの疲労はすでにピークに達していた。この苦しさに耐え抜いたほうが試合をものにする。焦った翼はタイミングの合わないままロングシュート。未だスタミナが残っている若島津はこれを難なくクリア。苦戦を強いられる南葛イレブンに、あねごたちは力の限りに声援を送る。その声が翼たちに届いた。「優勝してブラジルに行くんだ。そして世界一のサッカー選手になるんだ!」忘れかけていた夢を思い出す翼。そして日向もまた、東邦学園に行って家族を幸せにするのだと、改めて心に誓うのだった。選手たちの体力が限界に近づく中、翼と日向の一騎打ちが始まる。争いの末もつれて倒れ込む二人。チャンスボールは明和FCへ。決勝ゴールを狙った日向のオーバーヘッドが炸裂! 若林はゴールポストに激突しながらもこのボールをキャッチした。

死闘!再延長戦
E26 ★ 9.5

死闘!再延長戦

October 4, 1984

延長戦でも結果は決まらず、試合は再延長戦にもつれ込んだ。再延長戦でも勝負が決まらなかった場合は、両チーム優勝となる。疲れを隠せない選手たちに恵みの通り雨が降った。この試合、絶対に勝つ! 気持ちを新たにフィールドに向かう両イレブン。南葛は再延長戦前半、翼と岬を休ませる作戦に出た。残りのメンバーで守り通し、後半のゴールデンコンビプレイに勝負を賭けたのだ。一方明和FCは攻めの総力戦を展開。その影響で、さすがの日向も疲労によって足が思うように動かない。一向に攻める気配のない翼と岬を見た若島津は、南葛の作戦に気づく。余力が残っているのは自分だ。若島津はオーバーラップを仕掛け、シュートを放つ。若島津対若林。ゴールキーパー同士の対決は、若林の読みが勝った!