シーズン 3
October 1, 1982
『服部半蔵 影の軍団』(80年)、『影の軍団II』(81年)に続き、1982年に放送された人気時代劇シリーズ第3弾。三度、主演を務める千葉真一を筆頭に、志穂美悦子、真田広之、黒崎輝といったJAC(現:JAE)黄金メンバーが揃って軍団員役でレギュラー出演した唯一の作品。時は四代将軍・徳川家綱の治世。紀州藩主・徳川光貞が将軍職を狙って暗躍していた。前将軍・家光の正室だった本理院孝子は光貞によって命を狙われたため、出家して「千愁尼」と名を変え、伊賀の上忍・多羅尾半蔵とその配下を雇う。こうして半蔵たち「影の軍団」の活躍が始まった。
26 エピソード
エピソード
第1話 二つの顔の男
October 1, 1982
三代将軍未亡人・本理院孝子を中心とする、徳川光貞失脚の密談が折からの振袖大火のため中断。避難しようとした矢先、丸目正眼を頭領とする雑賀党が彼らを襲撃した。
第2話 闇からの依頼人
October 8, 1982
千愁尼と名を変えた孝子から、振袖火事の真相を探って欲しいと依頼された半蔵は、事件の黒幕が紀州大納言と老中・久世大和守そして材木商の熊野屋であることをつきとめる。
第3話 忍びの虫は掃除虫
October 15, 1982
紀州大納言の密命で、尾藤軍太夫は、吉原元締めとなり、将軍世継ぎの徳川綱重の用人・坂崎外記と示し合わせて、綱重を遊蕩のあげく、毒殺しようと企んでいた。
第4話 尾張に消えた赤い影法師
October 22, 1982
紀州大納言と、久世大和守が尾張徳川綱誠を味方に引き入れ、現体制の転覆を図ろうとしていた。その真相を確かめようと言う千愁尼の依頼を一旦は断った半蔵だが、深雪が尾張へ旅立った事を知り…。
第5話 影なき男の影
October 29, 1982
悪徳札差しの扇屋と紀州藩江戸家老・榊原康政は15年前、藩金を横領し、罪を部下の村上になすりつけ一族郎党を皆殺しにした。辛うじて生き延びた兄妹・新八郎と妙に半蔵は力を貸すが…。
第6話 夜光る顔
November 5, 1982
京の伏見宮家で近衛関白が毒殺された。家綱と浅宮顕子の御成婚を阻止しようとする徳川光貞と九条大納言の陰謀だった。動き出した軍団の前に行部率いる那智忍党が立ち塞がる。
第7話 南から来た女間者
November 12, 1982
佐助が助けた琉球王族の娘・由布の持つ黄金かんざしには、五十万両の埋蔵金の秘密がかくされていた。軍団は由布に手を貸し、催眠術を使う妖剣士・神子上数馬と対決する。
第8話 おんな牢に潜入せよ
November 19, 1982
謎の暗殺集団が老中・黒川淡路守の政敵を次々と殺していった。伝馬町の女牢へ潜入したお蝶は藤林衆の抜け忍・茜を救出。半蔵は茜を襲った志乃が手話を使ったことから暗殺集団が同じ伊賀の藤林衆であると知る。
第9話 仮面と毒薬
November 26, 1982
天変丸を頭目とする暗殺集団・裏熊野は紀州候から三万両で千愁尼と影の軍団の抹殺を請け負った。軍団に志願するため上京してきた三郎次とうねが、この裏熊野のワナに落ちて絶命。それを知った半蔵は…。
第10話 死を呼ぶ子守唄
December 3, 1982
紀州候の上屋敷には、由比正雪の乱の折の諸侯の秘密連判状が密かに保管されていた。紀州候は連判状に名を連ねた有力諸侯を脅迫し、自らの世子綱教を将軍位に就かせようとの大陰謀を進めていたが…。
第11話 謎の牝豹
December 10, 1982
片倉藩の室井道鬼は盗んだ金を使って伊達藩に仕官するつもりでいた。千愁尼は半蔵に奪還指令を出すが半蔵に断られた為、腹心のお千を使って影の軍団を欺き、上総・陣馬野へ向かわせる。
第12話 標的は魔性の肌
December 17, 1982
千愁尼より猪之吉の裏切りを告げられた半蔵は、真相を探るうち刈屋甚内・代蔵親子の悪事とそれを暴こうとするナゾの貿易商・じゃがたら仁左衛門の存在を知る。
第13話 女相続人の秘密
December 24, 1982
飛脚問屋扇屋の飛脚が相次いで不知火党に襲われ信用失墜。背後で口入屋の大島屋が糸をひいていた。扇屋の養女・お袖(甲にしき)は健気にも真相究明に乗り出すが、意外にも養父と大島屋には深い因縁が…。
第14話 大奥魔女狩り
December 31, 1982
将軍の子を身ごもった愛妾・お延の方が絞殺され、正室・頼子の侍女・萌子が捕らわれた。だが、この事件の裏には紀州候の企みがあり、頼子の身を案じる側近・綾の局は千愁尼の力を借りようとするが…。
第15話 拾った女は夜を恐れる!
January 7, 1983
浅野家の相続人・雪姫が襲われた。浅野家の財産に目をつけた紀州候の企みである。千愁尼の依頼を受けた半蔵らは、雪姫の警護にあたるが、実はその雪姫は替え玉で、本物は千愁尼にかくまわれていた。
第16話 容疑者は三度消える
January 14, 1983
香具師の怪死事件が続き、人望厚い丁字屋安兵も犠牲となった。流喜太夫率いる流一族の仕業である。だがその裏で紀州候の腹心である寺社奉行の太田石見守が糸を引いていた。
第17話 満月の夜に鬼女は笑う
January 21, 1983
小幡藩では鼓の音と共に出現する女の怨霊のタタリに当主・奥平忠恒と正室・学子は心を痛めていた。千愁尼は謎の解明を半蔵に依頼するが、話を聞いたお鈴は好奇心から単独、小幡藩に潜入する。
第18話 生きていた怨霊
January 28, 1983
千愁尼の腹心・陽炎が同族である戸田一族の者達が殺されていく悪夢に悩まされていた。原因解明に乗り出した軍団はかつて戸田忠次に殺された太田資春の怨霊がよみがえったことを知る。
第19話 真夜中の復讐鬼
February 4, 1983
公金横領の罪を着せられ切腹した矢坂又兵衛の遺児・市之丞と秀扇は事件の真相を芝居として上演し、江戸中の評判となる。二人はその影で密かに仇討の機会を狙っていた。
第20話 尼僧は俳句で殺せ!
February 11, 1983
尼僧ばかりを狙う奇怪な連続殺人が次々と起こり死体が握る短冊の俳句の一節をつなぎ合わせると「枯れもせでいろ隠したるあおい花」という一句が出て来た。千愁尼は、何者かが、自分の命を狙っていることを悟る。
第21話 忍者を狩る美女
February 18, 1983
鎖国同然の薩摩では怪しい他所者はすべて横目衆に斬り捨てられた。特に“草”と呼ばれる里隠れの忍者達は、血を好む側室・お艶の方の眼前で惨殺された。半蔵は千愁尼から薩摩謀叛の証拠を?むよう依頼されたが…。
第22話 地獄から来た赤ん坊
February 25, 1983
お鈴が預かることになった捨て子の赤ン坊。実は惨殺された北畠家の当主・頼房の世継ぎ・小太郎だった。世継ぎ抹殺を企む一味に怒り、立ち上がった半蔵は黒幕が老中阿部播磨守であることをつきとめる。
第23話 くノ一最後の挑戦
March 4, 1983
暗殺集団・裏熊野の亡き頭目・天変丸の妻女・さえが鶴の湯にあらわれた。その頃、御用金・五百万両が盗まれ、裏熊野の頭領の太郎丸、次郎丸らは、金と引換えに千愁尼の身柄を幕府に要求してきた。
第24話 影武者の罠
March 11, 1983
半蔵は紀州田辺城に幽閉されている反紀州の大立者・今泉左近の救出を千愁尼から依頼される。陽炎を加えた軍団は苦難の後、左近を助け出すことに成功するが、半蔵は、それが替え玉であることを見破った。
第25話 尼御前の陰謀
March 18, 1983
紀州候が巫女を使い千愁尼の居所をついにつきとめた。尼は将軍・家綱に助けを求めるが、とりあってもらえず窮地に陥る。尼を助けようとして陽炎、隼太が落命。千愁尼は、最後の手段として綱教と手を結び、半蔵の抹殺を図る。
第26話 さらば!影の軍団
March 25, 1983
軍団と袂を分った千愁尼は、自ら光貞暗殺に赴くが失敗。尼の死を知った軍団は寛永寺参詣に赴く光貞を急襲するが、罠に落ちた竜軒が爆死。和歌山へ帰城した光貞を追い、軍団は公家の一行になりすまし城中へ。最後の決戦が始まった。